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銀行と証券会社の違い
銀行と証券会社の違い
さて、みなさんは銀行と証券会社との違いを説明できますか?漠然と違うだろう事はわかりますよね。銀行は昔から馴染みがあるけど、証券会社は難しそう?はたまた、銀行は子供でも行けそうだけど、証券会社は子供はダメ?表から見ればそんな風にも見えますが、我々大人は根本的な、構造的な違いからこの答えを見つけて行きましょう。
一言に銀行と証券会社の違いと言っても実はいろいろとあるのです。まずは取り扱っている商品が違いますよね。銀行は何を扱っているでしょうか。漠然と聞かれるとよくわかりませんが、落ち着いて考えてみましょう。銀行の主な商品は、身近な定期預金や普通預金、また、最近では投資信託や保険を扱っている所もありますよね。そうそう、給料の振り込みでもお世話になっているのではないでしょうか。ATMもよく使いますよね、というか、我々の生活にはなくてはならないものになっています。一方、証券会社の主な商品はズバリ株です。他には投資信託なども取り扱っています。また、少し難しくなりますが、それぞれの組織を規定している法律も、厳密に言うと異なっています。銀行は銀行法という法律に基づいて営業していますし、証券会社は証券取引法に基づいて営業しているのです。いかがですか?ただ単に店が違うではなくて、このように法律からも違いを考える事ができるのですね。
もう一つ考え方としてご紹介しましょう。銀行と証券会社が果たしている機能を考える時、銀行と証券会社にはハッキリとした違いが見られます。銀行は個人や商店や企業からお金を集めて、それをローンと言う商品にして、お金を必要としている個人や企業や商店に貸し出しています。少し難しい言葉ですが、これを「間接金融」と呼びます。資金の貸し手と借り手の間に銀行が入っているので間接と言うのです。もう一歩踏み入れて考えてみましょう。この場合のリスクを取るのは誰になるでしょうか。そうです、この場合は銀行がリスクを取るようになっていますよね。これが重要なんです。
一方、証券会社は、投資家が資金を必要としている企業や国や地方公共団体にお金を貸す、投資することを仲介するのが仕事になります。企業は投資を受けた証拠として、株券を証券会社を通じて投資家に渡します。先程のように考えてみますと、こちらの場合のリスクは、お金の貸し手である投資家が直接負う事になりますよね。証券会社は仲介をしているだけですから。ですから、証券会社のような形態は、間接金融に対して「直接金融」と呼びます。
銀行と証券会社との一番の違いはここになります。入りやすいとか、お世話になっている度とか、子供でも入れる度ではないですね。そう、先ほどから言っているように、銀行が間接金融なのに対して、証券会社は直接金融の機能を持っているという事です。
いかがだったでしょうか。かいつまんで、もう一度だけ説明してみますね。
銀行は預金者から集めたお金を自らが企業などに融資します。リスクは銀行自体が負う代わりに、利率は低く設定されます。仮に銀行が大きく儲けたとしても、そのお裾分けには与かれません。言いかえれば堅実な路線だと言えるでしょう。
一方証券会社は、簡単に言えば投資の窓口です。役目は、手数料を徴収して売買を取り次ぐ事です。投資家は儲けた分だけ利益が得られますが、一方で、リスクを全て負います。銀行に比べると博打度が高いと言えますね。
だんだんとわかってきましたか?なんだか面白そうですね。